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wordpressには簡単に綺麗なサイトを作れるテーマが多くありますが、日本語で作ると表示崩れしたりと残念なことになることがたまにあります。
今回は日本語OKな国産の無料wordpressテーマを8つをご紹介します。
Simplicity
Simplicityはシンプルなwordpressテーマでブログの主役である本文が見やすく作られています。
また拡散のための仕掛けが用意されていて、SNSシェアボタンのデザインが複数用意されていて簡単に変えられます。facebook用のOGPタグ設定もプラグインなしで設定できます。
内部SEOも実施されているので同じコンテンツならより検索上位に表示されるよう対策されています。
その他にもレスポンシブルデザインな点や簡単に広告を設置できる点など無料とは思えないクオリティのテーマです。僕の個人ブログではこのSimplicityをカスタムして使っています。
Xeory
Xeoryはバス部が提供するコンテンツマーケティングのためのWordpressテーマです。
SEOの情報を探していると一度は目にするバズ部。その運営ノウハウが詰まったテーマファイルですので内部SEO施策についての安心感があります。
デザインはサイト型とブログ型の2種類が用意されているため、用途に合ったものを選べるのもいいですね。テーマのダウンロードには会員登録が必要ですがときどき事例紹介やバズ部の今週の記事のようなメールが来るくらいです。気に入らなければダウンロードに解約もできますので安心して使えます。
Gush
Gushはレスポンシブデザインを採用した無料のwordpressテーマです。
カスタマイズすることを前提としたテーマのため管理画面から大きくデザインを変更することはできませんが、CSSができる方にとっては使いやすいテーマになっています。
またウィジェットが多く用意されているため広告などの挿入も簡単にできるようになっています。
First
Firstは非常にシンプルに作られているWordpressテーマです。
初心者でも使いやすいようにテーマを有効にした瞬間から使えるようになっています。
初期のデザインは新しさもなく、かといって古臭くもない普通を感じるデザインです。簡単にWordpressでブログを作りたい方にとって有用なテーマと言えます。
Write
Writeは文章を書く人向けに最適化されたWordpressテーマになっています。
非常にミニマルなデザインになっているため、ブログの主役である文章に集中しやすくなっています。
構成は全ページ1カラムになっていますのでPCやタブレット、スマホどの端末でも同じ閲覧体験を提供できます。その分広告などは設置しづらいテーマですので、文章を中心に置きたいという方に合っているwordpressテーマと言えます。
Graphy
Graphyは「美しいタイポグラフィーのために」と銘打たれたWordpressテーマです。
サイト内で使われるフォントは美しい明朝体で統一されています。また構成は1カラムのレスポンシブデザインを採用しているため、その美しさはどのデバイスからでも損なわれてないようになっています。
Lightning
Lightningはブログでも企業サイトでも使えるWordoressテーマです。
WordPress公式テーマに採用されているため、安心して利用できます。またトップページに見て欲しいページをアピールできる機能が搭載されているため、サービス案内や会社概要など目立たせて表示でき企業サイトには嬉しい機能が無料であるのも嬉しいですね。
BizVektor
BizVektorは企業や店舗、塾などビジネス用途に特化したWordpressテーマです。
htmlやcssの知識がなくても管理画面からの設定で使えるようになっていますが、デザインにこだわりたい場合はテーマの提供会社が有料で制作するプランもあるようです。
まとめ
日本語対応の国産無料Wordpressテーマを8つご紹介しました。
サイト制作にはお金が掛かりますので無料でできるWordpressテーマは重宝します。上記のテーマを利用して良いブログやオウンドメディア、企業サイトを作る手助けとなれば幸いです。
新卒、中途問わず「デザインが良い!」「ユニーク過ぎる!」「伝わりやすい!」イケてる採用サイトをまとめました。
この記事を書くためだけで400サイト以上の採用サイトを閲覧しました。その中から22サイトを厳選しましたので採用サイトの企画、制作のお役に立てれば嬉しいです。
目次
- SNSの活用が上手い採用サイト3選
- 動画の内容が面白い採用サイト4選
- ユニーク過ぎる採用サイト3選
- スクロールエフェクトが魅力的な採用サイト4選
- キャッチコピーが秀逸な採用サイト5選
- コンセプトがイケてる採用サイト4選
- まとめ
SNSの活用が上手い採用サイト3選
SNSを利用した採用活動はだいぶ浸透してきましたが、採用サイトと連携した企画はまだ珍しいのではないでしょうか。ここでは特にinstagram(インスタグラム)を活用した3サイトを紹介します。
ADK RECRUIT 2017
株式会社アサツーディ・ケイの2017年度の採用サイトです。「相棒採用」という変わったコンセプトで、職種や年齢、出身学部などで社員を検索でき、興味のある先輩社員に訪問できるようになっています。
SNSが活用されているのは「DAYS(日々から探す)」です。クリックすると社員がインスタグラムに投稿した打ち合わせ風景や完成したプロダクト、日々の食事や遊び、家族とのプライベートなど多岐にわたる写真を見ることができます。
まるですでに社員になってフォローしあっているかのように身近に感じることができます。投稿されているのも落書きや飲み会の写真などの多いので肩肘張らずに見ることができそうです。
Yahoo! JAPAN RECRUITMENT
ヤフー株式会社の採用サイトです。トップページだけではなく下層ページにもに社員が働いている風景を動画で流していてオシャレです。
社員インタビューやインフォグラフィックも多く求職者に役立つ情報を提供している印象です。
インスタグラムはトップページに掲載されています。yahoo公式アカウントで投稿した写真を掲載しています。
社内行事やイベントなど社内の楽しさが伝わるようなものが多く投稿されています。実にマグロが美味しそうないい写真ですね。
動画の内容が面白い採用サイト4選
社内の雰囲気やスタッフの人柄など多くの情報を伝えるのに有効なのが社内・社員紹介ムービー。ここではちょっと変わった動画を取り入れている採用サイトを紹介します。
アドウェイズ2017年新卒採用
社長さんが破天荒(良い意味で!)な人柄で知られる株式会社アドウェイズ。11動画ほどある社員紹介ムービーがキービジュアルの直下にきていて力の入り具合が伺い知れます。
動画の基本的な構成は特定の属性の社員(1人〜3人)とインタビューアが対談していく形式なのですが、まずインタビューアに芸能人が登場してきます。
インタビューアはものまねで有名な原口あきまささんと、ものまねスター誕生グランプリを獲得した相沢まきさんのおふたりが務めています。なぜものまね芸人を揃えてきたのかは謎ですが、社員インタビュー動画なのに雰囲気は深夜番組のようで他のものとは一線を画しています。
この1話目の動画は「共通の趣味は「ゲーム」! ゲームオタク×アドウェイズとは・・・!?」というゲームが好きな社員達のインタビューとなっています。
基本的には仕事についての真面目な話が中心なので、就活生にとって役立つ内容となっています。そして毎話の締めに原口まさあきさんのモノマネで締めるようです(笑)
また発言には字幕がついているので音声なしでも見れるよう工夫がされています。
WOWOW
プレミアムチャンネルでエンターテインメントを届ける株式会社WOWOW。なんと採用サイトで就活を題材としたオリジナル連続ドラマを作っていました。
出演者は社員さんなのですが演出やカメラワークが完全にドラマになっています。社会派の骨太な内容となっていますので就活生以外でも楽しめます。
ECマーケティング株式会社
ECサイトに特化したソリューション提供を行う株式会社ECマーケティング。
ECマーケティングのマスコットキャラクターである「Mr.EC」がフットサルボールをジャグリングのようなリフティングのような、とくかくすごい技で魅せてくれます。正直動画を見終わっても何の会社なのかはわからないのですが、最後まで見させてしまう力のある動画をトップページに採用しています。
Mr.EC役はフリースタイルバスケ世界チャンピオンのZiNEZさんという方でした。上の画像の後半部分が採用サイトのトップに登場します。
株式会社ゆめみ
受託開発やソリューション提供、最近ではIoT関連の動きも活発な株式会社ゆめみ。
その採用サイトのトップページには将来実現されたらいいな、実現させたいなという「夢」の動画が4本掲載されています。
動画ではスマートウォッチやネイルをコントローラーとしていろんな指示を出したり、複数言語の同時通訳など夢を描いています。
その中の一本にサーバールームで筋トレをするエンジニアの動画があるのですが、なぜ筋トレをしているのかは不明です。
ユニーク過ぎる採用サイト4選
「これってほんとに採用サイト?!」と言いたくなるような4サイトをご紹介します。
株式会社Qript
大阪のWeb制作、システム開発の株式会社Qript(クリプト)。
トップページには申し訳程度に「クリプトの採用サイトだよ」と書いてありますが採用サイトの雰囲気ではありません。
スタートを押すとムービーが始まります。動画を見終わると今後はゲームが始まるようです。
このようなゲームがいくつかあり、途中からゲームをやっていて採用サイトを見に来たことを半分忘れていました。
そしてゲームが終わると「オモシロイをシンケンに」というクリプトが大切にしている言葉が表示されます。
この採用サイトでは非常に技術的に高難度のことをしていますので、オモシロイをシンケンにという想いを制作・開発会社らしく伝えられています。
無添 くら寿司
行ったことのある方も多いでしょう、有名寿司チェーンのくら寿司です。
もうトップページからこれは変わり種だぞという雰囲気が伝わってきます。サイトのコンテンツはくら寿司の歴史や哲学、データ、仕事内容など一般的なのですがその伝え方が面白すぎました。
うん、なぜ宇宙と関連付けたがるのでしょうか。
400サイト以上見ていると読み飛ばしてしまうことが多いのですが、このサイトは全部読ませて頂きました!
「それは偶然だよ!」「過言ではないって過言だよ!」とかひとりでツッコミをさせるボケ力がこのサイトにはあります。
採用サイトとしても面白く読んでいるうちにくら寿司への理解が深まっていくので良いですし、実際に応募しなかったとしてもくら寿司へ行きたくなります。
また各カテゴリページの最後に空皿をビッくらポンに落とせるのですが、5枚で何が出るかはお楽しみです。
ソニーミュージック新卒採用2017
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの2017年度新卒採用サイトです。
キャッチコピーから「変人募集中」ですのでサイトも一風変わったものとなっています。まずURLに細工があり一文字ずつメッセージを表示させています。こういった使い方があるのかと感銘を受けました(いつか弊社でも使いたい!)
またコンテンツも面白いものが用意されています。下記は社員インタビューの1つですがなぜかマンガです。
採用サイトになぜこの画力でOKをだしたのか!(失礼)
内容は先輩と後輩の胸熱ストーリーとなっていて、その後に本人登場のインタビューが掲載されています。
またYoutubeには「バイきんぐ小峠のバーチャル面接官〜小峠vs就活生‼〜」という面接シュミレーション動画も掲載されていて、その他にもエンターテイメント企業らしいコンテンツが多く用意されています。
スクロールエフェクトが魅力的な採用サイト4選
パララックスをはじめとするスクロールエフェクトを利用したサイトは2012年頃から流行していますが、採用サイトでも多く使われている表現方法です。スクロールエフェクトを上手く使って閲覧者を惹き付ける採用サイトを紹介します。
株式会社ポケラボ 採用サイト
ソーシャルゲーム開発の株式会社ポケラボ。
トップページをスクロールすると切り替わるビジュアルイメージとともにメッセージが流れていきます。それなりに長いメッセージですが飽きることなく読み進められます。
伝えたいメッセージの見せ方として参考なります。
株式会社LITALICO 新卒採用2017
「障害のない社会をつくる」を目標に就労支援サービスや学習塾運営を行う株式会社LITALICO。
このサイトは本当に綺麗にパララックス(視差効果)を使っていてスクロールしていて気持ちが良いです。スクロールを止めてから慣性で動くオブジェクトもあり、パララックスのお手本のような仕上がりになっています。
リクルートホールディングス 2017年度新卒Web採用サイト
日本最大の情報商社であるリクルートホールディングス。
トップページには社員の写真が並べられていて、各社員のインタビュー、対談のページへとリンクしています。まず写真自体が格好良いですね。赤と青のビビットな背景に色んなポーズ、表情で撮影されていてまるで雑誌のようです。
そしてスクロールするとツールバーが変化し、ハンバーガーメニューへ切り替わります。その他にも下層ページへの遷移のアニメーションなどサイト表現としてとても参考になるサイトですので、正直なところスクロールエフェクトのカテゴリに入れるか悩みました。
上記は社員対談ページの一部ですが、対談内容が段落ごとに別れていてスクロールすると視差効果を感じるよう上昇してきます。
読み進めていくと随所に散りばめられた写真もあり、web上で上質な雑誌を読んでいるかのような気分になります。
スクロールエフェクトだけではなく写真や構成、編集すべてで閲覧者にブランディングしている参考にしたいサイトです。
株式会社PLAN-B 2017年新卒採用サイト
デジタルマーケティング事業を行う株式会社PLAN-B。
サイト全体を「アカトアオ」のテーマのもとにデザインされています。スクロールエフェクトをうまく使ってインパクトのある仕上がりになっています。
スクロールエフェクトとは関係ないですが代表取締役のメッセージで「!」と「♡」が入っているのを始めてみました。とてもチャーミングですね。
キャッチコピーが秀逸な採用サイト5選
これから会社を知ろう、応募しようという方へ一言で自社のことを伝えるキャッチコピーは各社力を入れていますが、その中でも秀逸だと感じだと採用サイトをここでは取り上げていきます。
成田国際空港株式会社 2017年新卒採用サイト
「日本の未来を拓こう」
日本の国際空港としての力強いメッセージが印象的です。
デンロコーポレーション 新卒採用サイト2017
「想いがつちかう技術力」
鉄塔シェアNo.1のデンロコーポレーション。キャッチコピーとビジュアルで自社の強みと内容を伝えています。
阪神高速 2017年度新卒採用サイト
「みんなの原道力になりたい」
早回しで自動車が行き交う高速道路の動画を背景にすることで人々の流通を支えている、原動力となっている印象を強く与えています。
ヤマト運輸 2017年新卒採用サイト
「道なき道を、進もう。」
流通の世界で常に進化しているヤマト運輸をシンプルに表現しているキャッチコピーです。
三井物産株式会社 キャリア採用サイト
「世界の未来を、世界とつくる。」
世界を股にかける日本が誇る商社のキャッチコピーとして、ただただ格好良いですね。
これから応募する人を奮い立たせてくれる、そんなトップページになっています。
コンセプトがイケてる採用サイト3選
サイトを訪れたとき「おっ!」と思わせるようなひと味違った採用サイトをご紹介します。
JR九州採用サイト
JR九州の採用サイトに訪問した時間によってトップページの画像の内容が変わるのですが、上記画像にように夜中に訪問するとこの時間に働いている社員の様子が表示されます。
これが昼間だと駅員さんの様子や事務スタッフの仕事に変わります。
鉄道会社は24時間稼働していること。多くの職種のスタッフが関わっていることが伝わる仕組みとなっています。
DIGRUIT45° PONOS採用サイト
「キミの中の45°を刺激する、ポノス採用サイト」
にゃんこ戦争で有名なスマホゲーム開発会社ポノス。「45°」をキーワードとしてポノスがどういった人材を求めいているかを説明しています。
またはABOUTページにはスクロールエフェクトを使ったインフォグラフィックも用意されていて、読み物して楽しいサイトになっています。
「45°=ナナメウエ」は全ページのテーマになっていて、社員紹介の写真も45°に傾いています。1つのコンセプトをキャッチコピーからデザインまで統一させた参考にしたい採用サイトです。
CSS RECRUIT 2017
非凡お断り。「普通」大切。誠実に行こう。
キャッチコピーに平凡を求めていますと強く強調するコンセプトは斬新でした。
コンテンツはもちろんすべて求めいてる「平凡さ」についての説明です。
就活では「あらゆることをそこそこやってきたと思う」と言えば目立たず先の面談に進めないのではないでしょうか。CSSはそういった人こそ応募してほしいとサイト全体を通して訴えていて、コンセプトが明確な採用サイトとして取り上げました。
まとめ
22の採用サイトをご覧いただきましたがいかがでしたでしょうか。採用サイト全体の傾向としてはトップページのキービジュアルに動画を採用しているサイトが多かったです。
また2018年度ではADKやYahoo!のようにinstagramと連動した採用サイトが増えると予想されます。社員や会社の雰囲気がわかる動画やSNSをうまく使って訴求力のある採用サイトを作りたいですね。
ホームページやwebサイト制作の依頼先を探すときの1つの方法が一括見積もりサイトを利用することです。
複数の制作会社から提案をもらい比較できるサービスですが、この記事ではそのメリットやデメリット、上手く活用する方法をご紹介します。
目次
ホームページ制作一括見積もりサイトとは
ホームページ制作一括見積もりサイトとは、ホームページやECサイト、システム開発など複数業者に一括で見積もりが出せるサービスです。
見積もり依頼をする発注者側は無料で利用できるサイトが多く、提案する側の受注者側は月額、または提案毎の従量課金をサイト側に支払っている場合が多いです。
メリット
作りたいもの相場がわかる
複数業者、多ければ10社以上の見積もりを見れるため作りたいホームページやシステムの相場が把握できます。
一番高い見積もりと一番安い見積もりを省いてから見積もりの平均を取れば、それが作りたいものの相場価格と言えるでしょう。
制作会社を探す手間が省ける
一括見積もりサイトに登録している制作会社のみではありますが、一度の申込みで複数の制作会社にアプローチでき探す時間を節約できるでしょう。
競合させてより良い提案を期待できる
見積もりがあった制作会社同士を競わせることでより良い提案を得られる可能性があります。
「A社は◯◯◯万円だったのですが」と他の業者に言えば価格競争が起きより安い提案がくることもあるでしょう。
また機能面やサービスで差別化を図る業者も出てくるかもしれません。
デメリット
登録している制作会社にしかアプローチできない
ホームページ一括見積もりサイトに登録している制作会社からしか見積もり提案がありません。
制作会社がサイトに登録するには月額にしろ従量課金にしろ費用が掛かります。費用が掛かるにもかかわらずサイトを利用するのは「自社で集客できないから」「リソースが余っているので案件がほしいから」「自社で営業活動はしたくないから」と様々です。
しかしあなたがホームページやECサイトを作りたい理由が「集客したい」「売上を上げたい」ということなら、ホームページやネットの専門家である制作会社が自社ホームページから集客できていない、売上を上げていないのなら発注先として問題があると言えるでしょう。
何回も同じ説明を繰り返すことになる
一括見積もりサイトによっては最大3社から4社のみから見積もり提案がくるものや、上限なしで提案がくるものがありますが、共通しているのは作りたいものの説明を何度も繰り返すことになることです。
見積もりサイトで記載した情報だけでは正確な見積もりができない場合が多く、電話や面談で詳細を説明する必要が出てきます。
本見積もり時に価格が高くなる場合がある
業者の中には競合より目立たせるために最初の見積もり時にはあえて安い価格で見積りを送るところもいます。
そして実際に打ち合わせをし、本見積もりの際には最初の見積もりより高い提案をします。打ち合わせに呼ばれる段階になれば競合の数も減ってきていますので、安く見積もりをして目立つ必要もないからです。
しかし最初の見積もり時点では詳細が分かっていないことも多いため、仕方のないことと言えるかもしれませんがまた他の業者から見積もりを集めるのは非常に手間となってしまうでしょう。
直接制作会社に依頼するより高くなる場合がある
一括見積もりサイトの利用料は月額1万円未満のものから、10数万円かかるもの、従量課金で1度の見積もり送付で数千円から数万円かかるものがあります。
サイトによっては受注した金額の10%〜20%を利用料として支払う契約のところもありますので、その費用分を上乗せして見積もりする場合があります。
制作会社を探して直接依頼する場合にはその費用が掛からない分、安くなる場合もありますので頼んでみたいと思う制作会社があれば直接見積もり依頼をしてみるとよいでしょう。
怪しい業者が混ざっている場合がある
一括見積もりサイトの中には登録している制作会社一覧が見れるサイトもあります。
その中にはリース契約(リース契約の記事はこちら)でホームページ制作をしている会社や評判の良くない会社の名前を見かけます。
見積もりがきた制作会社の会社名は一度「会社名 評判」などで検索することをおすすめします。
代表的なホームページ一括見積もりサイト
imitsu(アイミツ)
imitsuは日本最大級の一括見積もりサイトです。
ホームページやシステム開発だけではなく総務、人事、営業など企業活動全般の一括見積もりが可能です。
最大の特徴は見積もり依頼に対してimitsuが選定した最大3社(場合によっては4社)から提案を受けられるという点です。imitsu側で案件に合った業者を選びますので、発注側と受注側のミスマッチが起きにくいというのがセールスポイントとなります。
ホームページ制作.jp
ホームページ制作.jpは長く運営している一括見積もりサイトです。
約200社の制作会社から見積もり依頼をもらえます。見積もり毎の従量課金制のため制作会社から適当な見積もりが大量にくることもないでしょう。
制作会社に連絡が行く前に、一括見積もりサイトがあなたにヒアリングをしますので、制作会社はその情報をもとに見積もりできるためミスマッチが起きづらいことがセールスポイントとなっています。
まとめ
弊社は制作会社ですので主に受注者側視点でホームページ制作一括見積もりサイトのメリット、デメリットをまとめました。ぜひご参考にして頂ければ幸いです。
もちろん弊社へのお見積り依頼も大歓迎ですので、お問い合わせよりぜひご相談ください。
キュレーションメディアやまとめサイトなど国内ではNaverまとめ風のカテゴリ・ジャンル特化のサイトが多く立ち上がっています。
有名なところでは女性向けファション特化のMerryやインテリア特化のiemo、最近では薄毛男性向けのハゲラボなどが上場企業に買収されており、大変盛り上がっている領域です。
多くの企業が参入する中でキュレーションサイトやオウンドメディアを簡単に素早く制作するツール、CMSが登場してきました。
今回はそのキュレーションサイトを構築できるCMSを特徴や費用など比較してご紹介したいと思います。
目次
Clipkit
Clipkit(クリップキット)は2014年12月に販売を開始した国産キュレーションサイト構築CMSでは最も長く運営しているCMSです。
特徴
一番の特徴は実績が豊富という点です。
goo自動車&バイクやフジテレビ運営のvidelicio.us(ビデリシャス)など上場企業含む大手企業の採用実績があります。
またゲッティイメージズと提携しているため、記事内で使う画像が管理画面から簡単に挿入できます。画像選びと追加の手間が少ないのは運用を考えるとプラスな点です。
費用
サーバーインストール型とクラウド型の2種類のプランが用意されていますが、公式サイト上では価格は非公開となっています。
非公開情報ですので記載しませんが、法人としてキュレーションサイトをはじめる費用としては安いと個人的には感じました。クラウド型はPV毎の従量課金ですが月間100万PVになったとしても個人でも出せる金額とだけ記載しておきます。
まとめ
実績が豊富でクラウド型も用意されていますのでキュレーションサイトをこれからはじめる企業に合っているCMSです。
CREAM
CREAM(クリーム)は株式会社SODAが運営しているキュレーションサイト構築CMSです。
特徴
サーバーインストール型のCMSとして最も価格が安い(2016年10月時点)CMSとなります。
またあまりwebに詳しくない方でも直感的に使える管理画面が用意されているのも特徴です。
記事投稿画面は下記のようになっています。
その他にオプションですがキュレーションサイトをiOS、Androidのアプリ化するプランもあります。こちらは有料になりますのでサイトが成長した段階で検討してもよいかと思います。
費用
初期費用 190,000円(税別)
月額 20,000円(税別)
※上記は12ヵ月利用プランの場合
まとめ
使いやすい管理画面UIとサーバーインストール型CMSとして最安のCREAM。継続期間が長めなのがネックですが長期的にサイト運営していく企業にとって良いサービスです。
SPECTRUM
SPECTRUM(スペクトル)は、キュレーションサイト構築できるwordpressのプラグインです。
特徴
WordPressベースで構築されているためWordpress経験者であれば迷わず使えることが最大の特徴です。
デモサイトが用意されていますので実際に管理画面で投稿して確認後の購入が可能です。
下記は投稿画面のスクリーンショットです。
見慣れたwordpressの記事投稿画面ですが、見出しや本文、画像などに追加項目が用意されていて項目の順番入れ替えもドラッグアンドドロップでできるようになっています。
費用
プラグイン購入型
1サイト30,000円(税別)
5サイト100,000円(税別)
クラウド型
月額5,000円(税別)
まとめ
前述の2サービスと比べると管理画面の使いやすさ劣りますが、wordpressに慣れていて安く始めたいという方にマッチしたCMSです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。作りたいキュレーションサイトの規模感や予算感に合ったCMSを選ぶお役に立てれば幸いです。
株式会社ジャッカロープではキュレーションサイト構築の提供も行っております。その他ホームページやサイト運営、集客などお困りのことがございましたら、ぜひお問い合わせよりご相談ください。
ホームページのリース契約とは
リース契約のデメリット
①リース契約期間が長い
②更新料・デザイン変更費用が高額
③契約解約後のサイトの所有権がない
④リース業者が潰れる
弊社のお客様の実例
お客様の状況
お客様 | 40代男性 |
お仕事内容 | 整体院を複数経営 |
リース業者の営業方法 | 整体院にアポなしで訪問 |
ホームページ制作費用 | 2,160,000円 |
月額支払費用 | 36,000円 |
契約年月 | 2015年7月 |
ドメイン | ドメインは業者が取得 |
サーバー | 業者のサーバーにホームページを設置 |
ホームページリース業者の営業方法
お客様が契約したホームページリース業者はお客様の整骨院にアポなしの訪問営業でした。
すべてのアポなし訪問営業が怪しいとは言いませんが、ホームページやシステム開発などの会社が訪問営業してきた場合は気をつけなければなりません。
「ホームページを作って集客しましょう!」という謳う会社が電話営業や訪問営業を行うのは自社のホームページやネット広告から集客できないと言っているようなものだからです。
そして効率が悪いアポなし訪問営業を行う会社はネットで集客できないだけではなく、その営業費用も加算された制作費となりますので高額になる場合があります。
リース契約だけではなくそういった点からも注意が必要です。
制作費用は適正だったか?
制作されたホームページの費用は私が見積もったところ60〜80万円といったところでした。
院内の紹介動画や予約システムも搭載されていましたので、一般的な整骨院のホームページよりはリッチな作りになっていましたが、200万円を超えるようなホームページではありませんでした。
月々の支払いにすると3万6000円ですので、お客様も若干高めだと感じていましたが支払える範囲内だと判断して契約してしまったようです。
更新サポートはどうだったか?
ホームページオープン後に施術メニューを追加したいときにリース業者に相談の連絡をしたそうですが、電話をしても担当になかなかつながらず代表電話にクレームを入れてはじめて対応される状況でした。
またメニュー表は画像で作成されていたため、リース業者から提供された管理画面からお客様のほうでメニューの追加はできませんでした。
そしてそのメニュー追加にかかる費用として10万円を見積もられました。これはだいぶ高めの料金設定だと言えます。
集客の効果はどうだったか?
ホームページのネット予約システムを使うのはひと月に1人、2人という状況でした。
また「駅名+整骨院」のようなキーワードでも検索上位にホームページが表示されていなかったため、月間のアクセス数も500くらいと集客の効果はほぼなかった状況でした。
サイトリニューアルの費用は?
お客様の整体院のコンセプトを変更し、リニューアルオープンすることになった際にリース業者に相談したところ、リニューアル費用約200万円5年払いを提案されたようです。
この時点で残りの契約期間は4年でしたので、リニューアルすると月7万円超の支払いとなります。さすがに支払えないと思い、別の方法がないかと弊社に相談をいただきました。
結果
リニューアルのタイミングでしたのでドメインも新しく取得しても問題ないこと、そして現状のサイトに集客効果がほぼないことから弊社で新しいサイトを制作することとなりました。
残り4年のリース契約についても内訳をみるとサーバ利用料/更新料が約1万/月程度あったため、リース業者と交渉し4年分は支払わなくて良くなりました。
しかしホームページ制作分割費用の約2万6千円/月は制作費として契約を結んでしまっているため交渉では減額などはできず、現在お客様の顧問弁護士に相談して解決にむけて動いている最中となります。
まとめ
ホームページリース契約はグレーな商法というだけではなく、契約期間が長く、更新サポート期待できず、また効率の悪い営業人員の費用が加算された高額な制作費用となるデメリットが多すぎる契約です。
勉強代というには高すぎる金額を支払うことになってしまいます。
ホームページリース商法を行う企業は検索すれば出てきますので、サイト制作を依頼する前にはまず企業名を検索をして評判は悪くないか調べることでリスクを回避しましょう。