ホームページのリース契約は絶対ダメ!【実例も紹介】
ホームページのリース契約とは
リース契約のデメリット
①リース契約期間が長い
②更新料・デザイン変更費用が高額
③契約解約後のサイトの所有権がない
④リース業者が潰れる
弊社のお客様の実例
お客様の状況
お客様 | 40代男性 |
お仕事内容 | 整体院を複数経営 |
リース業者の営業方法 | 整体院にアポなしで訪問 |
ホームページ制作費用 | 2,160,000円 |
月額支払費用 | 36,000円 |
契約年月 | 2015年7月 |
ドメイン | ドメインは業者が取得 |
サーバー | 業者のサーバーにホームページを設置 |
ホームページリース業者の営業方法
お客様が契約したホームページリース業者はお客様の整骨院にアポなしの訪問営業でした。
すべてのアポなし訪問営業が怪しいとは言いませんが、ホームページやシステム開発などの会社が訪問営業してきた場合は気をつけなければなりません。
「ホームページを作って集客しましょう!」という謳う会社が電話営業や訪問営業を行うのは自社のホームページやネット広告から集客できないと言っているようなものだからです。
そして効率が悪いアポなし訪問営業を行う会社はネットで集客できないだけではなく、その営業費用も加算された制作費となりますので高額になる場合があります。
リース契約だけではなくそういった点からも注意が必要です。
制作費用は適正だったか?
制作されたホームページの費用は私が見積もったところ60〜80万円といったところでした。
院内の紹介動画や予約システムも搭載されていましたので、一般的な整骨院のホームページよりはリッチな作りになっていましたが、200万円を超えるようなホームページではありませんでした。
月々の支払いにすると3万6000円ですので、お客様も若干高めだと感じていましたが支払える範囲内だと判断して契約してしまったようです。
更新サポートはどうだったか?
ホームページオープン後に施術メニューを追加したいときにリース業者に相談の連絡をしたそうですが、電話をしても担当になかなかつながらず代表電話にクレームを入れてはじめて対応される状況でした。
またメニュー表は画像で作成されていたため、リース業者から提供された管理画面からお客様のほうでメニューの追加はできませんでした。
そしてそのメニュー追加にかかる費用として10万円を見積もられました。これはだいぶ高めの料金設定だと言えます。
集客の効果はどうだったか?
ホームページのネット予約システムを使うのはひと月に1人、2人という状況でした。
また「駅名+整骨院」のようなキーワードでも検索上位にホームページが表示されていなかったため、月間のアクセス数も500くらいと集客の効果はほぼなかった状況でした。
サイトリニューアルの費用は?
お客様の整体院のコンセプトを変更し、リニューアルオープンすることになった際にリース業者に相談したところ、リニューアル費用約200万円5年払いを提案されたようです。
この時点で残りの契約期間は4年でしたので、リニューアルすると月7万円超の支払いとなります。さすがに支払えないと思い、別の方法がないかと弊社に相談をいただきました。
結果
リニューアルのタイミングでしたのでドメインも新しく取得しても問題ないこと、そして現状のサイトに集客効果がほぼないことから弊社で新しいサイトを制作することとなりました。
残り4年のリース契約についても内訳をみるとサーバ利用料/更新料が約1万/月程度あったため、リース業者と交渉し4年分は支払わなくて良くなりました。
しかしホームページ制作分割費用の約2万6千円/月は制作費として契約を結んでしまっているため交渉では減額などはできず、現在お客様の顧問弁護士に相談して解決にむけて動いている最中となります。
まとめ
ホームページリース契約はグレーな商法というだけではなく、契約期間が長く、更新サポート期待できず、また効率の悪い営業人員の費用が加算された高額な制作費用となるデメリットが多すぎる契約です。
勉強代というには高すぎる金額を支払うことになってしまいます。
ホームページリース商法を行う企業は検索すれば出てきますので、サイト制作を依頼する前にはまず企業名を検索をして評判は悪くないか調べることでリスクを回避しましょう。
COMMENT
株式会社ジャッカロープ » ホームページ制作一括見積もりサイトは使うべき!?そのメリットとデメリット — 2016-10-31 @ 4:36 AM